まだ、何もなかった森
いま私たちが活動している地黄(ニコニコ山)は、はじめから今の姿だったわけではありません。
約30年前、
そこには、道も広場もない、手つかずの森が広がっていました。
斜面には木が生い茂り、足元も不安定。人が安全に入れる場所ではありませんでした。
それが、地黄の原点です。
一本ずつ、切り拓く
のこぎりで木を伐り、草を刈り、斜面を削る。
倒木を片付け、土をならし、一本ずつ階段をつくっていきました。
重機が入ったわけではありません。
スコップやクワを手に、人の手で少しずつ。
真夏の強い日差しの中、汗を流しながらの作業でした。
簡単なことではありません。
それでも続けられたのは、
「ここを教場にしたい」という思いがあったからです。
道ができ、広場ができる
やがて森の中に道が通りました。
子どもたちが歩けるように。
安全に活動できるように。
広場ができ、小屋や炊事場が整っていったのは、そのあとです。
最初にあったのは、設備ではなく“思い”でした。
「与えられた場所」ではなく「育ててきた場所」
地黄(ニコニコ山)は、
誰かが用意してくれたキャンプ場ではありません。
豊中第6団のリーダーや関係者が、
自分たちの手でつくり、守り、育ててきた場所です。
だからこそ、この森には
・自然の中での安全への配慮
・無理をしない活動の進め方
・道具や環境を大切にする姿勢
野外活動の基本が、しっかりと根づいています。
いまにつながる教場
いま子どもたちが歩いているこの道は、
当時の一歩一歩の積み重ねの上にあります。
この森で、火を起こし、料理をし、助け合いながら活動できるのは、
長い年月の積み重ねがあってこそです。
地黄(ニコニコ山)は、ただのキャンプ場ではありません。
豊中第6団の歩みそのものを象徴する教場です。
自然の中で、自分のことは自分でし、
仲間と助け合いながら成長していく。
その体験を、これからも大切に続けていきます。
地黄(ニコニコ山)は、私たちの教場です。
※見学・体験は随時受け付けています
このキャンプ場では、今もスカウトたちが
自然の中でさまざまな活動を行っています。
最近の活動のようす
現在の地黄(ニコニコ山)での活動や、
スカウトたちの日々の様子は
こちらからご覧いただけます。
体験・見学をご希望の方へ
豊中第6団では、
実際の活動に参加していただく
体験・見学を随時受け付けています。
「いきなり入団は不安…」という方も、
まずは見学からお気軽にどうぞ。

