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地黄で挑む「立ちかまど」づくり ― 技術と火をあつかう学び ―

ロープ一本から、調理場を組み上げる

地黄(ニコニコ山)でのキャンプでは、まず「立ちかまど(タチカマ)」づくりから始まります。竹や木材を組み、ロープワークでしっかり固定し、地面から高い位置に火床をつくる。スカウトたちは班で相談しながら、一本ずつ材を結び上げていきます。

立ちかまどは、立ったまま調理ができる移動式のかまどです。膝を曲げ続ける必要がなく、体への負担が少ない。さらに直火を避ける構造のため、地面へのダメージも抑えられます。パイオニアリング(野外工作)の代表的な活動であり、ロープワークの実践の場でもあります。

自分たちのかまどで、火をあつかう

完成した立ちかまどに火が入り、いよいよ野外炊事。自分たちで組み上げた調理場で火を起こし、鍋をかける。その時間は、単なる「料理」ではありません。火の強さを見ながら薪を足し、煙の流れを読み、仲間と声を掛け合う。自然の中で火をあつかう経験は、確かな技術と自信につながっていきます。

近年、多くのキャンプ場では地面保護のため直火は禁止されています。しかし地黄は団専用キャンプ場。直火ができる環境があるという大きな強みがあります。その上で、あえて立ちかまどを組むのは、より良い方法を選び、技術を磨くためです。

森の中で、自分たちの手でつくったかまど。そこで生まれる火と食事の時間は、スカウトにとって忘れられない体験になります。

※見学・体験は随時受け付けています。